希望知道的事
第609话 ギリシャの経済危機
おはようございます。
今から6年前に夏季オリンピックが開催されたのは、ギリシャのアテネでした。アテネは、古代オリンピックが開催された場所でもあります。
20年ほど前、私は、世界遺産となっているアテネのアクロポリス(パルテノン神殿)を見学しました。
また、エーゲ海にあるサントリーニ島は、ギリシャの国旗と同じ、青い海と白い壁の家が印象的な風景で、今でも忘れることはできないほどとても美しい景色でした。
ギリシャは、日本の1/10ほどの人口です。首都アテネでも、75万人ほどの人口しかありません。
20年ほど前に私がアテネで買い物をした時、ギリシャでは、買い物をしてもレシートをくれなかったことを今でも覚えています。
ギリシャでは、その当時から税金をごまかすために、レシートを発行しないのが通例になっていたのです。
そして今、ギリシャは、多額の借金があり、破たんの危機を向かえているのです。
EUの中でも小さな国ですが、ギリシャの危機はEU全体の危機にもなりました。EUの中には、ギリシャと同様に国の財政が厳しい国が多いからです。
EUが厳しい情勢を向かえると、綿密な関係にあるアメリカにもその影響が及びました。
アメリカの平均株価は、1万数千ドルです。これに対し、日本の株価は1万数千円です。アメリカと日本とでは、100倍近い差があるのです。
そのアメリカが、先週1週間で、1000ドル近くも株価が下がりました。これは、2008年の世界同時不況時の時を上回る酷い下落です。
1000ドルと言えば、日本の平均株価の10倍もの値段がたった1週間で無くなってしまったのです。
この影響を日本をはじめ、世界の他の国が受けないはずがありません。
今、世界の経済は、一体になっています。どこか一つの国の問題ではなく、世界中にその問題が派生するのです。
アメリカが厳しくなって日本が厳しくなれば、中国やベトナムなどアジアの多くの国でも、厳しい状況を向かえることでしょう。
私たちは、もはや自分たちの国だけが良ければ良いということでは済まされないのです。世界中の出来事に、多くの国や企業が影響を受けるような社会で生きているのです。
感谢。2010年5月10日