希望知道的事
第653话 弱い人と強い人
おはようございます。
自分のことを「私は弱いから」と言う人がいます。
弱いというのは、何が弱いのでしょう。精神的に弱い、打たれることに弱い、厳しいことに弱いと言いたいのでしょうか。
その人からすると、「他の人は強いから」と思っているのでしょうか。「自分だけが弱い」と思っているのでしょうか。
人間は、誰もそんなに強くありません。むしろ、自分のことを弱いと言い切る人のほうが強く感じてしまいます。そして、弱さを前面に出して、「弱いのだから強くしないで」とバリアーを張っているように思えます。
それは、ずるい人とも言えるかも知れません。
弱いことを正当化し、自己弁護しているようです。そして、周囲から圧力を受けないようにと、けん制しているように思えます。
「だから私は弱いって言ったじゃないですか」と、失敗する前から言い訳をしているようでもあります。
人間は、誰もそんなに強くはないのです。他の人が強く見えるのは、自分よりも他の人のほうが、困難や苦痛に立ち向かおうとしているだけなのです。
強いから立ち向かっているのではなく、立ち向かっているから強く見えるだけなのです。その差は、心の持ちようだけなのです。
もし、自分よりも強く思える人がいたとしたら、どうしてその人は頑張っているのかを考えてみることです。弱くても、頑張ろうとする心の持ちようが異なるのです。
そして、「私は弱いから」と簡単に諦めたり、言い訳したりせずに、どうしたら頑張れるのかを見つめて下さい。頑張れないことを、心の弱いせいにしてはいけません。それは、弱いのではなく、頑張ることができない言い訳なのです。
人間は、誰もそんなに強くはありません。それでも必死に生きている人がいたら、素直に感動しましょう。きっと学ぶことができるでしょう。
感谢。2010年7月 9日