希望知道的事
第661话 話の聞き方
おはようございます。
今日は、コミュニケーションのコツについて話をします。
皆さんの中には、人と話をすることが苦手だという人がいます。そのような人は、話をするのではなく、話を聞くことを工夫しましょう。
私は、営業社員に、「営業はお客さまに話をするのではなく、お客さまから聞き出すことだ」と言っています。
営業の人は、何とかしてお客さまに理解してもらおうと、必死で話をしようとするからです。しかし、人は、他人の話を聞いても、記憶に残るのは、ほんのわずかです。話の内容よりも、印象のほうが多いかも知れません。
しかも、営業の人の仕事は、無理やり商品を売り付けるのではなく、お客さまがほしいものにあったものを提供することなのです。そのためには、お客さまのほしいものが分らない限り、どんな良い商品を説明しても、ほしいと思いません。だから、お客さまから、何がほしいのかを聞き出すことが重要なのです。
このことは、営業の人だけに限ったことではありません。コミュニケーションというのは、双方向です。一方通行ではありません。
コミュニケーションが下手、苦手だという人は、話をすることが苦手なのではなく、一方通行になってしまうからなのです。
そこで、話が苦手な人は、相手の話を聞く工夫をしましょう。一般的に、話が苦手な人は、聞くことも上手ではありません。本人は話ことよりも聞き上手だと勘違いしていますが、上手に聞くことは黙っていることではないのです。
相手の話を上手に聞くには、相手が話をしやすいようにしてあげることです。簡単な方法として、二つあります。一つは、相手の話に共感することです。共感してうなづいたり、「なるほど」と言ったり、「良い話ですね」と相手の話に理解していることを示すことです。
もう一つは、相手の言葉を反復することです。これは単純です。相手が言ったことを繰り返せば良いのです。もし、相手が「先日こんなことがあった」と言ってきたら、「そんなことがあったのですか」と同じことを言い返せば良いのです。
このように聞き上手というのは、相手に気持ち良く話をさせることなのです。そのためには、相手を理解していることを、言葉や態度で示すことが重要なのです。ただ黙っていたり、退屈そうにしていれば、話す側をそれを感じ取ります。そして、理解されない相手だと思うことでしょう。
相手の話に共感すること、同調して相手の言葉を繰り返すこと、この二つを心がけてみて下さい。この二つを、どんな相手にもできるようになることは結構難しいことですが、話をすることよりは簡単なはずです。
感谢。2010年7月22日