应该遵守的事
第986话 大事な話
おはようございます。
皆さん、今日もお元気ですか。元気な気持ちは、健康の源です。今日も一日、張り切って楽しく過ごしましょう。
昔、ギリシャに、デマデスという演説の上手な人がいました。ある日、デマデスはアテネの市民たちを前にして、演説をしていました。一生懸命に話しているのに、皆はガヤガヤさわいでいて、ちっともまじめに聞いてくれません。
そこでデマデスは、「皆さん、私はここでひとつ、イソップのお話しをしたいのですが、良いですか?」と、大きな声で尋ねました。
「良いぞ」と、皆は喜んで叫びました。デマデスは、話を始めました。
「農業の守り神デメテールと、ツバメとウナギが一緒に旅に出ました。しばらく行くと、橋が架かっていない川がありました。ツバメは空に舞い上がって、向こう岸に着きました。ウナギは川に飛び込んで、泳いで行きました。」ここまで話して、デマデスは話をやめました。
「・・・で、デメテールはどうした、デメテールは。」と、皆は口ぐちに叫びました。
「デメテールは、あなたがたに腹を立てました。大事な話しは聞こうとしないで、イソップの作り話しだけを面白がるのは、いけないことだと」。
これは、イソップ寓話の『デマデスの演説』という話です。
私は、お客さまと食事に行く機会がとても多いです。食事をしながら会話する時は、誰でも楽しく話をしたほうが良いですよね。
私は、遊びの話をしたり、ジョークを言ったりして場を盛り上げようともします。しかし、私にとっても、お客さまにとっても、一緒に食事をしながらコミュニケーションを取るというのは、単に遊びの話をすることが目的ではないのです。
私たちビジネスマンにとっては、お客さまの大切な時間を割いて頂いているビジネスの時間でもあるのです。ですから、私は、楽しい会話をしながらも、経済の話をしたり、仕事の話をしたりもするようにしています。
このことは、私が逆の立場だったとしても同じです。私が客として招かれたとしたら、相手が私に期待しているのは仕事に関することです。
ところが、面白い話の時だけ話に加わり、仕事の話になると、とたんに話をしようとしなくなる人がいます。「デメテールは、あなたがたに腹を立てました。大事な話しは聞こうとしないで、イソップの作り話しだけを面白がるのは、いけないことだと」。
私は、そのように私自身に言い聞かせています。
感谢。2011年11月16日